ゴーストオブツシマ

【番外編?】対馬市民が「GHOST OF TSUSHIMA」で聖地巡礼してみた⑦対馬オメガ塔【ゴーストオブツシマ】

2020年8月13日

今回は番外編です

かつて対馬には、高さ日本一を誇った塔がありました・・・

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対馬市民が紹介するゴーストオブツシマの聖地巡礼シリーズ

第7弾の今回はちょっと番外編になります。聖地巡礼とはあまり関係ないかもしれないので(笑)

過去の聖地巡礼シリーズの記事はコチラの一覧ページよりご覧ください↓

GHOST OF TSUSHIMA 記事一覧はコチラ

さて、先日ゴーストオブツシマをプレイしていると、とある馬鹿でかい仏像を見つけました。

どうですか分かりますかね。これ仏像が手前にあるわけじゃないですよ。

大きな仏像がドンと大地に立っています。唐突に見つけてしまうと恐怖すら覚えてしまいそうなデカさです。

こういった凄く大きな仏像って、実は現実世界でもそれなりの数が建造されているんです。それこそ日本国内でも。

国内だと、福岡県久留米市にある成田山久留米分院の象徴でもある救世慈母大観音像が特に有名でしょうか。

wikipedia

これです。高さは62mもあるとか。存在感がすごいです。

さて、そんな大きな仏像ひいては建造物ですが、実は昔対馬に、当時日本一の高さを誇ったとある電波塔があったことを思い出しました。

それが、対馬オメガ塔です。

対馬オメガ塔

正式名称を対馬オメガ局送信用鉄塔といい、通称「オメガ塔」「オメガタワー」と呼ばれています。

オメガというと、ギリシャ文字のΩ(オメガ)が思い浮かんで、なんか仰々しいようなイメージが私は浮かんでしまうのですが、このオメガは電波航法(電波を利用して航海を行技術)の1つであるオメガ航法を指すそうです。

このオメガ航法は、GPSが普及するまでは非常に優れた精度の高い航法だったようで、世界中でわずか8塔しか立っていないにも関わらず、その8塔で地球上全てをカバー出来る程だったとか。

ちなみにアジアにオメガ塔は1塔しか存在せず、それがこの対馬にありました。なのでかなり珍しいものだったのです。

オメガ塔自体の説明はここまでにしておいて、気になるその高さですが...

なんと、454mです。

まぁ、上に貼った写真を見れば納得ですよね...周囲の山なんて比にならないレベルの高さですから。

この454mという高さは、2012年に東京スカイツリー(634m)が建造されるまでは、あの東京タワー(333m)をも凌ぐ圧倒的な高さだったのです。日本一でした。

現在は解体され、跡地が公園に

そんな、かつては日本一の高さを誇っていたオメガ塔ですが現在は解体され、跡地は「オメガ局跡地公園」という名称で公園になり、ちょっとした観光スポットにもなっています。

というのも、完全に解体しきったわけではなく、塔の根元はそのまま残っていたり、途中を切り取ったものが寝かされていたり、オメガ塔の名残りを十分に味わうことが出来るようになっています。

オメガ塔跡地公園は、上対馬町の舟志にあります。

まとめ

今回は、ゲーム内の大きな仏像を見てふと思い出したオメガ塔について紹介させてもらいました。

かつて日本一の高さを誇った、世界でもごく少数しかない電波塔の名残を、ぜひ対馬に訪れた際には見に行ってみてください!

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