たまに目がチカチカして、細い線みたいなのが動きまわることがあります。
それ、「飛蚊症」かもしれません。
飛蚊症とは?
読み方は「ひぶんしょう」です。
ミジンコピンピン現象など、ゆるい呼び方をされることもあります。笑
文字通り視界の中に、蚊が飛んでいる様な細い点や線みたいなものがたくさん現れる現象です。
どういう現れ方をするのか、非常に表現しにくいのですが、それっぽいイメージの画像がWikipediaにありました。
飛蚊症の経験がある方は、この画像を見るとなんとなく理解できると思います。
かくいう私も、小さい頃から飛蚊症とは長い付き合いのため、この画像はよく分かります。
実際は、画像で見えている白い線がもっと黒っぽく見えて、さらに動き回っています。
想像すると気持ち悪そうですが、あくまで視界がそうなるだけで、何か痛みや物理的な違和感があるわけではないので大丈夫です。
飛蚊症はどういう時に発症する?
飛蚊症は常に発症しているわけではありません。(こんなのが常に発生していたらたまったもんじゃないです。即病院行きます。笑)
私の場合は、頭を打ったり、咳き込んだり等、頭部に多少の衝撃が加わった場合に、たまに発生します。
発症しても、数十秒すればおさまりますし、発症中も視界が完全に塞がれるわけではないので、行動は普通に取れます。
ただし人によっては、何の前触れもなしに唐突に発症する場合もあるとか。
車の運転中などに発症するのは危ないかもしれませんね。
飛蚊症の発症原因は?
さて、結局この飛蚊症は何が原因で発生するのでしょうか?
目のエキスパート、参天製薬さんが説明してくれていました。
参天製薬さんリンク
目の中の硝子体(しょうしたい)という物質が濁ってその影が網膜に映った際、それが視界の中で黒い点や線として見えるようになるのです。
また、硝子体は加齢で萎縮して剥がれることもあり、その際に黒い点として見えることもあるようです。
飛蚊症は生まれつきの症状としても確認されており、若い世代の方でも発症するケースは多いようです。
私は記憶に有る限り、小学生の頃からこの症状に見舞われているので、それに当てはまるのでしょうかね。
飛蚊症は網膜剥離を引き起こす恐れもある
実は飛蚊症、最悪の場合は網膜剥離を引き起こすケースもあるとのこと。
網膜剥離は眼球内の網膜は剥がれ、急激に視力が低下、最悪の場合失明する恐れもある病気です。
網膜が剥がれること自体に痛みがないため気付きにくいようですが、その前兆として飛蚊症が現れることがあるようです。
成人の方で初めて飛蚊症の症状が現れた方は、念のために眼科で検診を受けることをおすすめします。
まとめ
今回は、自分も長い付き合いとなっている飛蚊症について書いてみました。
飛蚊症は、健康な場合でも症状が現れる反面、網膜剥離の予兆として現れる場合もあります。
突然飛蚊症の症状に見舞われた方は、念のために眼科で検診してもらいましょう。
私も生まれつきかもしれないとはいえ油断は出来ないので、眼科に行く機会があれば先生に相談してみようと思います。