雑記

【注意】DVD作成ソフトを買う場合の注意点!ライティングソフトとリッピングソフトは違うもの!

2020年5月2日

デジカメや携帯で撮影した映像をPCに取り込んで、DVDに焼きたいことって多々あると思います。

子供の学校行事を撮影したからDVDに焼いてほしい!と、私もたまに依頼されます。

そんな時、DVDに焼くためのソフトが必要です。これをライティングソフトと言います。

ライティングソフトの中でも、ご家庭のDVDプレイヤーで再生できる形式でDVDを焼ける機能を持つソフトをオーサリングソフトと言います。

明確にはこの2つは違いますが、本記事では終盤のまとめの部分までは同じライティングソフトとして扱っていきます。

WindowsであればWindowsDVDメーカー、MacであればBurnが無料ソフトの中では有名どころでしょうか。

しかし無料ソフトのほとんどは

  • 映像にウォーターマーク(透かし)が入る
  • チャプター画面の作成が出来ない

等の機能制限が付いています。

そんな機能制限を回避するために、有料ソフトを買う人も多いと思うのですが...

有料ソフトを買う時に注意してほしい点があります。

「DVD 作成ソフト」なんかでググると有料ソフトがいっぱい出てきますけど

そのソフト、本当にライティングソフトですか

間違えてリッピングソフトを買おうとしていませんか?

リッピングソフトとは?

DVDデータを抽出出来るソフト

リッピングソフトとは、DVDのファイルをリッピング(コピー)するソフトです。

DVDに保存されている動画データを抽出し、パソコンに保存することができます。

通常、映画やアニメのDVDは不正コピー防止用にコピーガードがかかっていますが、中々にグレーな方法でコピーガードを突破できることを宣伝文句にしているメーカーもあります...

ソフトによっては、DVDからリッピングしてきたファイルを、別のDVDにコピーすることも出来るソフトもあります。

別のDVDにコピーというと、DVDに焼いていることは焼いているのですが

これはあくまでリッピングしたファイルをDVDに焼くことが出来るだけで、自分が撮影した動画をDVDに焼くことは出来ません。

リッピングソフトでは、自身が持っている.mp4や.movのデータを直接DVDに焼くことは出来ません。

ソフトによっては、動画の形式をDVDで再生出来る形式に変換する機能がついているソフトありますが、直接焼けないことには変わりありません。

製品の紹介ページも誤解を招く表現を使っている

メーカーによってはリッピングソフトの紹介ページに

「DVD作成可能

「DVDに書き込みできる動画形式に変換」

なんて紹介をしているものもあります。

上記は意味合い的には間違っていません。

リッピングデータを元にDVDを作成出来ますし、動画形式を変換出来るのも事実です。

ですが、自身が撮影した動画データ・もしくはそれを編集した動画データを、直接DVDに焼くことの出来るソフトではないのです。

これを明記していないメーカーが多すぎます。

素人目に見れば、上記の宣伝文句を見ただけで勘違いして購入してしまう人が続出するのではないかと思います。

誤って購入した人がクレームや返金依頼を入れたケースも少なくはないのではないのでしょうか。

自分で出来る、ライティングソフトとリッピングソフトの判別

無料体験期間が設けられているソフトの場合は、必ずその期間一度触ってみること

有料ソフトの購入を考えている場合、そのソフトが無料体験期間を設けている場合は、必ず一度その期間でソフトを触ってみることをおすすめします。

透かしが入る場合がほとんどですが、試しに自分が用意した動画ファイルをそのソフトを使ってDVDに焼くことが出来るかを試してみましょう。

上手く行けば、有料版に移行して問題ありません。

ソフトの使用感は様々なので、色々なソフトを試してみることをおすすめします。

まとめ

ライティングソフトとリッピングソフトは出来ることが異なります。

リッピングソフト単体では、自身の動画データをDVDに焼くことはできません。

有料ソフトの購入を考えている方は、紹介ページの文言には気を付けてください。

ソフト名で検索して調べてみるのもよいですが、このソフトで自分の動画データを焼ける、焼けないということについて言及している人やページは予想以上に少ないので注意してください。

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