ポイント
webテストは答えさえあっていればいい、つまりそういうことです。
コロナの影響で今年の就活生はきっと苦労しているのではないかと同情しつつ、実際に5年前私が就活で経験したことを色々話そうと思います。
就活にはwebテストというものがあります。就活生のレベルを測るために実施されるものです。
テスト問題を制作している会社によってSPI・玉手箱・CABなど呼称は様々です。
私も当時、エントリーした企業の大多数が実施していたので、いっぱい受験してきました。
しかしこのwebテスト
果たして本当にやる意味があるのでしょうか?
そう感じさせられざるを得ない理由について話していきます。
webテストの実施は基本的に自分のPC
webテストの実施は基本的に自分のPCで行います。
企業側からwebテストを受験できるサイトのログイン情報等がメールで知らされ、後は期限までにログインしてテストを受ければいいだけなのです。
そうなるともう何が言いたいのか分かってもらえると思いますが
必ずしも自分1人で受ける必要性がないんですよね。
友達と一緒に回答するもよし、ネットで答えを検索するもよし、ぶっちゃけ何でもアリです。
企業側も当然理解している
webテストの形式が招く事態は、当然企業側も理解しています。
以前務めていた会社の採用担当も「webテストほど無駄な選考ってないよね、答え調べ放題だし」なんて言っていました。
ではなぜwebテストを選考に取り入れているのか、それは足切りを行うためです。
大企業ともなると数多く志願者が出てきます。正直一人一人相手にしてられません。そんな時にwebテストは便利なのです。
webテストの答えをデータで配布している業者も
中には、webテストの答えをエクセル等でデータとして纏めて販売している業者もいます。
そんな業者からデータを買うことだって出来てしまうのがwebテストです。
真面目に問題を解いている人が落とされる、正直者が馬鹿を見るなんて構図が、このwebテストでは出来上がってしまっています。
勝ち残る為には手段を選ばない。もはや、そんな野心家を選別するためのテストなのかとさえ思います。
まとめ
webテストの実施形式について愚痴を垂れ続けましたが、それぐらいwebテストは無意味なものだと思っています。
答えや解法を調べることが出来るテストは、もはやテストじゃありません。
調べずに真面目にやる、それがもちろん正しいです。
しかしながら、不正が出来るテストである以上、真面目に受験することはリスクのあることだと覚悟しておきましょう。