私はWEBデザイナーのかたわらスマホアプリ開発も行なっていますが、今回はスマホアプリ開発に必要なツールについてまとめてみました。
目次
iOSアプリ開発
Xcode
iOSアプリ開発では、基本的にはMacが必要となります。(例外もあります。それについては後述)
それは、MacOSでのみ使用できるツール「Xcode」を使って開発する必要があるからです。
XcodeはMacを持っていれば、AppStoreより無料でインストールして使うことができます。
アプリサイズは20GB近くあるため、インストール時はストレージの空き容量に注意してください。
Xcodeで使用できる言語は「Swift」および「Objective-C」の2つ。
最近はSwiftでの開発が主流となっています。
Xcodeをインストールすると、iOSシミュレータも同時にインストールされます。
このシミュレータを使うと、シミュレータで開発中のアプリを起動し、実機のような操作感でテストを行うことが出来ます。
Xcode インストール先リンク
https://apps.apple.com/jp/app/xcode/id497799835?mt=12
Androidアプリ開発
Android Studio
Androidアプリ開発では、「Android Studio」が主に使用されているツールです。
Android Studioは、Mac,Windows,Linuxに対応しているため、取り掛かりやすくなっています。
Xcodeと同様、こちらも無料でインストール出来ます。
使用できる言語は主に「Java」と「Kotlin」です。
Javaはともかく、Kotlinは聞きなれない言語ですね・・・
読み方は「ことりん」でいいのかな?
こちらのサイトでKotlinを詳しく紹介しています。
https://www.sejuku.net/blog/92718
Android StudioもXcode同様、Androidシミュレータが使用できるようになるため、テストを容易に行えます。
やはり実機のような環境で実際に操作を出来ることは大きいです。それぞれ実機を持っていなくてもテストが出来てしまうんで。
ただし、シミュレータと実機の挙動が完全に同じかと言われるとそうではありません。
実装する機能次第では、挙動がシミュレータと実機で違うものがあるのも現実です。
Android Studioイントール先リンク
https://developer.android.com/studio/install?hl=ja
iOS & Android 両方に対応しているツール
HTMLハイブリッドアプリ開発ツール「Monaca」
ここで紹介する「Monaca」が今回私が一番紹介したいツールになります。
Monacaは、iOS,Android両方に対応したハイブリッドなアプリケーションを開発することができます。
というのもこのMonaca、使用する言語はHTML,CSS,JavaScriptなのです。
WEBデザイナーが触れたことのある上記の言語でアプリ開発が出来てしまうんです。
プログラミングをがっつりやってこなかった人でも、上記3つの言語さえ理解していればよいので、開発ハードルはXcodeやAndroidStudioに比べて高くありません。
多少出来ることに制限があったり、挙動などがネイティブなアプリと違う部分もありますが、
最近ではその違いもほとんど分からないくらいに、Monacaも進化しています。
Monaca 公式サイトリンク
https://ja.monaca.io/
Monacaについては、他の記事で詳しく紹介していこうと思います。