はい、今回も飽きずに自分語りです。
自分語りって自分のことをただ書くだけだし、なにより実際の記憶が鮮明に残っているんでスラスラ記事を書けるんですよね。
ということで、もう夏ですね。夏といえば食中毒の心配を特にしないといけない季節です。
そこで、食中毒がらみで記憶が鮮明に残っている学生時代のとある事件について語ろうと思います。
とある事件
冬場こそ怖い!ノロウイルスの恐怖
ノロウイルスは年中気をつけなければならないウイルス
もはや説明不要かもしれませんが、ノロウイルスはいわゆるウイルス性の胃腸炎を引き起こす原因となるウイルスです。
一般的に食中毒といえば、食材が痛みやすくなる夏が主流と言われていますが、ノロウイルスの場合は特に冬場で流行すると言われています。
その大きな原因がこやつ
そう、牡蠣です。
牡蠣といえば食中毒とセットみたいなものですよね。
牡蠣は美味しいですが、特に生で食べるとノロウイルスのリスクがあります。生牡蠣の旬が11月~4月だから、よく食べられる冬場にノロウイルス感染が増大しているというわけです。
長くなったのでノロウイルスの説明はここまで!
中学時代、クラスでノロウイルスの集団感染が発生した
ノロウイルスの集団感染ってニュースでもたまに流れていたり、ものすごく珍しい話というわけではないのかもしれませんが、出来れば自分たちが経験したくなかったこの事件、経験してしまいました。
私自身はなんとか無事だったのですが、40人近くいるクラスメイトの半数以上が症状を訴え通院を余儀なくされました。
不幸中の幸い、大事に至る子はいませんでした。
この事件は当時の地方新聞でも取り上げられましたね。
何が原因だったのか、それは事件発生の数日前に参加したスキー合宿でした。
スキー合宿で集団感染に巻き込まれる
スキー合宿、うちの学校では自然教室と呼んでいましたが。
結論から言うと、感染源はこのスキー合宿で宿泊した旅館の店主でした。
旅館の店主自身が感染していることに気がついていない無自覚状態での感染であり
ポイント
・餅つきイベントで生徒が杵をついて、店主が自ら素手で餅をコネコネ混ぜる
・晩ご飯の鴨鍋のお肉や野菜の材料切りを店主が担当する
というタイミングの悪い展開であったため、クラスメイトの半数以上が感染するハメに。
余談
※これは超余談になるんですが、当時の自分はこの事件に対して意味もなく学校に不信感を持っていました。
スキー合宿に参加した学年は全5クラス。自分は4組に所属していましたが、泊まる旅館が3軒に別れているので、クラスごとで旅館が別れる話になっていることを聞きました。
普通に考えれば
1・2組で旅館A
3・4組で旅館B
5組単独で旅館C
のパターンになるだろうと何の疑問もなく感じていました。
しかしながら現実は、4組が単独で旅館Cに泊まる運びになっていました。
なんでわざわざ4組を孤立させたのか、スキー合宿に行く前からちょっと疑問に思っていたのですが、集団食中毒が発生し、その疑問は意味もない不信感に変わりました。
もしかしてこうなることを知っていて4組を意図的に孤立させたのか...!?なんて。笑
結局、店主がノロウイルスに感染していたのは無自覚だったから事件発生後に分かったし、何より学校の先生がそんなことをする訳ありません。...ありませんよね?
そんなこんなで、スキー合宿が終わった翌日は代休だったのですが、次の日に学校に行ってみると、クラスの半分以上が欠席という衝撃が待っていました。
しばらくすると担任が保健所の職員と一緒に教室にやってきて「しばらく皆さんはここで待機してください」なんて言われました。
そこで色々と事情を説明され、集団食中毒があったことを知りました。
実はその日は学校の終業式でもありました。にもかかわらず、自分たち4組の生徒は式場の体育館に行くことも許されませんでした。
体育館なんていう密集地帯に感染者が紛れ込んでいたらアウトですからね。
まとめ
ノロウイルスの集団感染を経験したことについて書いてみました。
お店や旅館で出される食べ物なんかはうっかり何も気にせず食べてしまいがちですが、こういう展開を迎える可能性が0ではないことは知っておきましょう。
それにしても、自分はお腹が空きすぎてお餅も晩ご飯の鍋も人一倍食べてたんですけどね...おかわりもたくさんして。
自分は食中毒にかからない体質なんだきっと!...なんて、あの時は哀れな自信を少しつけてしまっていました。
この自信は数年後強烈に打ち砕かれるのですが、それはまた別の話。
とにかくみなさん、食中毒にはお気を付けください。