少し前から話題になっている音声特化のSNS、Clubhouse
正直、今もなお話題かと言われるともう国内ではオワコンな空気が漂っているように自分は感じてますけど、1ヶ月くらい前に招待してもらったので少し触ってみましたのでその感想を少し。
目次
Clubhouseとは?
Clubhouse: Drop-in audio chat
Alpha Exploration Co.無料posted withアプリーチ
Clubhouseは、アメリカの企業アルファ・エクスプロレーション社がリリースしている音声SNSです。
2020年4月にクローズドβ版が配布され、シリコンバレーの企業や一部の人達に使用されて話題になったようです。
ちなみにClubhouseのアプリアイコン、コロコロと人が変わっているみたいです。
2021年3月現在は上の人。こちらで7代目のアイコンになるそうです。
ユーザーは部屋を自由に作って会話を始めることができ、その部屋を気になった他のユーザーがルームに入室することで会話を聞くことが出来ます。
ユーザーはルームに入室してくれたユーザーの中から「手を挙げる」ボタン?を押した人を会話に招待して、一緒に会話することが出来るようになっています。
もちろん会話に参加することは強制ではないので、手を挙げずに聞き専に回っていても何ら問題ありません。自分も聞き専です。
最近は国内でも芸能人やインフルエンサー達が一気に使い始めたことで話題になりました。
芸能人が部屋を作って友達の芸能人を呼んで2人で雑談しているのを他の人たちが聞いたり、そういう感じで人気になったようです。
利用できるのは招待された人のみ
このClubhouse、サービスを利用できるのは招待された人のみ、いわゆる招待制SNSです。
日本だと昔はmixiがこの形態をとっており少し流行っていましたよね。mixiは現在誰でもサービスを利用出来るようになっていますが。
Clubhouseのユーザーは非ユーザーを何人でも招待出来るわけではなく、人数に制限が課されています。
現時点では基本的に招待出来るのが2人まで。ですが影響力の大きいユーザー?は3人、5人と招待枠が増えていくようです。明確な条件や仕組みは分かりません。
ということで使ってみた感想
この感想はかなりネガティブな気がしますが、あくまでこう思う人もいるんだと参考までに読んでもらえればと思います。(笑)
日本語対応してないから色々と面倒
2021年3月現在ではClubhouseはアプリ内メニューが日本語に対応していません。
言語対応については後々対応すると運営より言及されているみたいですが、日本語対応がいつになるかはまだ明確になっていません。
ルーム名やユーザー名は日本語を使用できますが、UI周りは全部英語。全く読めない訳ではないですが、ちょくちょく利用するSNSが普段見慣れていない英語であるとそれだけで多少のストレスにはなるものです。
音声特化だと利用場所も選ぶ
音声に特化したSNSは場所も選びます。
ふと利用しようと思っても、イヤホンがないと外出先や電車の中では中々利用することも出来ません。
自宅で利用する分には問題ありませんけど、SNSってどこでも気軽に利用できるのがメリットな感じあると思うんですよね。そこが失われてる気がします。
芸能人やインフルエンサーは百歩譲って、素人や知らない人のどうでもいい話を聴くのは苦痛
↑を見て、じゃあ聞かなきゃいいじゃんと言われればそれまでなんですけど、そうです聞かなければいい話です。
そしてそうなると、もうやることがなくなっちゃうんです。
芸能人やインフルエンサーが毎日のように配信している訳もなく、毎度毎度面白いことやためになることを話しているかと言われればそんなことありません。
身内ネタやただの自慢話をすることだって往々にしてあります。余程その人に心酔でもしてない限りはそんな話されてもつまらないと感じることもあるでしょう。
ましてそれが、素人や知りもしない人のルームであれば尚更です。もはや何を聞かされているのか分からない。
そういう雰囲気や、寂しいから誰かが喋っているのを聴いておきたい、自分も会話に参加して話してみたい、と感じる人であればいいですよ。きっと楽しめると思います。
自分にはとっては微妙でした。
日本人はClubhouseマウントを取りたくて、また取られたくなくてとりあえず入ってみた人が多い気がする
Clubhouseマウントなんて言葉が少し前に流行っていました。
Clubhouseは招待制のSNSのため、招待されるとある種の優越感に浸ることができ
「俺は招待されていない人に比べて友達がいる!」
「招待された私は選ばれた人間だ!」
なんて上から目線で物言いしてくる人がいるみたいです。馬鹿らしい。(笑)
確かに、一般的に招待枠は現在1ユーザーあたり2人までなので決して多いとは言えません。
それを逆手にとって、メルカリで招待枠を売っている人もいました。1500円で。売れてましたね。
限りのあるものを手に入れることで優越感に浸る気持ちは分からないでもありません。でもそれは本当に自分にとって手に入れることに価値があるものなんでしょうか。
Clubhouseの招待枠だけもらってアカウントは作ったけど、その日だけ使ってみてそれ以降利用していない人、たくさんいるんじゃないかと思います。
まとめ
以上、一般人がClubhouseに手を出してみた感想でした。
人を選ぶサービスだとも思いましたが、音声特化なので今後様々な使われ方で人気となっていくかもしれません。
Instagramが徐々に受け入れられるようになったのと同じで、Clubhouseも世間的に市民権を得る時代がくるかもですね。